広報よこはま青葉区版 2020年[令和2年]9月号 No.275 テキストデータ

5ページ 特集1

区の人口…311,276(73減)
世帯数…130,823(28増)
2020年8月1日現在(前月比)

編集・発行/青葉区役所広報相談係  〒225-0024 青葉区市ケ尾町31-4 
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毎月1日発行
青葉区マスコット なしかちゃん


<特集1>
ごみを減らそう!ヨコハマ3R夢!

 新型コロナウイルス感染症対策で自宅で過ごすことが増えたことで、ごみ(燃やすごみ)と資源物(プラスチックや紙などの資源ごみ)の総量が増えています。
 青葉区では、ごみの削減・資源物の再利用(リサイクル)などの温暖化対策等の取組により、美しい住環境を次世代に引き継ぐため、「アクション青葉」として具体的な取組を定めています。ごみと資源物の削減にご協力をお願いします。

なしかちゃん「4月以降、燃やすごみは目標値に対して約10パーセント増えているよ」

令和2年度 青葉区家庭ごみの目標値
1人1日あたりの排出ごみ量…597グラム
(内訳:燃やすごみ 394グラム、資源物 203グラム ※参考(実績)令和元年度 601グラム(推計値)、平成30年度 601グラム)

アクション青葉!具体的な取組

○手つかず食品の削減・食べ残しをしない
あなたにもできる!「手つかず食品」を捨てないひと工夫
<燃やすごみ削減>
1)買い過ぎない~「食べきれない」をなくすために~
・買い物リストをつくる
 冷蔵庫をチェックし、必要なものをリストアップして計画的に買い物を。
☆冷蔵庫の中身をチェックしてからお買い物

・食べきれる量を買う
 「食べきりサイズ」や「ばら売り」を活用し、食べきれる量だけを買う。
☆食べきれる量をつくる

2)忘れない!~「気づいたら傷んでいた」をなくすために~
・冷蔵庫を整理整頓
 冷蔵庫も腹8分目。詰めすぎず整理すれば見やすくなり食べ忘れも防止。期限の近いものを手前に置けば、なお良し。

・期限を大きく書く
 余裕があれば、賞味・消費期限を食品の梱包に大きく書く。

なしかちゃん「手つかず食品の廃棄は市平均で1人1年約5キログラム、約4,000円分!」

○生ごみの水切り
<燃やすごみ削減>
生ごみの約80パーセントは水分です

水を切ることのメリット!
1.軽くなってごみ出しが楽に!
2.臭いが減ります!
3.ごみ焼却工場での焼却が効率化・発電量がアップ

「ヨコハマ3R夢!」マスコット イーオ「生ごみの水切り、ご協力よろしくお願いします」

○せん定枝や草の乾燥
<燃やすごみ削減>
ごみとして出す前に、2日間置いておくと約40パーセントの水分が減ります
☆5キログラムの枝、葉、草が乾くと3キログラムに

○分別の徹底
<燃やすごみ削減>
<リサイクル>
プラスチック製容器包装の分別に一層のご協力を!

プラスチック製容器包装は、缶・びん・ペットボトルと比較すると、分別率が大変低く、約4割が分別されずに「燃やすごみ」に混入され焼却されており、二酸化炭素(CO2)排出の要因となっています。
※「容器包装リサイクル法」により、プラスチック製容器包装を作ったり、その容器を使って商品を売る会社が、リサイクル費用を負担しています。

パソコン、スマホで分別検索
「イーオのごみ分別案内」
横浜市のホームページ上でAI(人工知能)によって、会話形式でごみの出し方を案内するサービスです。パソコン、スマートフォンで検索してください。
「横浜市 ごみ・リサイクル」で検索

「ヨコハマ3R夢!」マスコット イーオ「ごみの名前を入れるとぼくが出し方を案内するよ」

○プラスチック対策
<資源物削減>
プラスチックを資源物(資源ごみ)で出す量を抑えるために

「よこはまプラスチック資源循環アクションプログラム(2019年策定)
 世界的な課題であるプラスチック問題の解決に向け、横浜市が、市民・事業者の皆さんに具体的に行動していただくために取組をまとめたものです。

ねらい
・天然資源の有効利用(環境負荷低減・資源の保全)
・温室効果ガスの排出抑制(地球温暖化対策)
・海洋プラスチックゼロエミッション(海洋流出対策)

ワンウェイプラスチック※の使用を控え、マイバッグ、マイボトルを利用しましょう!
※プラスチック製で、通常1回の使用で役目を終えるもの。レジ袋、飲料のペットボトル、食器類(ストロー、スプーン)など

問合せ 資源化推進担当 電話 978-2299 FAX 978-2413

   
<特集2>
○チェックしよう!今こそ!本気で取り組む!地震への備え

 政府の地震調査委員会が2018年に公表した予測によると、横浜で30年以内に震度6弱以上の地震が起こる確率は、なんと82パーセントと言われています。
 避難所での感染症拡大の不安もある今、地震への「本気」の備えをしていきましょう。

本気<1>
命を守る、けがを防ぐ

□大きな家具は倒れてこないようにL字金具等で固定する。

□ガラス飛散防止フィルムを貼る。

□家の外壁やブロック塀などに、ひび割れや傾きがないか点検する。

本気<2>
発災後も生活を維持する

□最低3日分、できれば1週間分の食料・飲み水を確保する。
 (飲み水の目安:3日で9リットル/人)

□断水に備え、トイレパックを用意する。
 (目安:3日で15回分/人) 

・家庭ごとに必要となるものをチェック!
例:乳幼児のいる家庭…哺乳瓶、紙おむつなど、要介護者のいる家庭…薬、杖などの補助具など

本気<3>
いざという時に慌てない

□非常用持出袋を用意する。

例:懐中電灯、携帯ラジオ、スマホなどの充電用モバイルバッテリー、飲料水、常備薬、包帯など
・感染症対策グッズを追加!
避難所での新型コロナウイルス等の感染症対策として、マスク、アルコール消毒液、体温計、レジャーシート等も持出袋に準備しておきましょう。

□「青葉区民防災必携」を入手し、熟読する!
・青葉区民防災必携
 地震や風水害等に関する情報をひとつにまとめた防災マップです。 
 ハザードマップとしてだけではなく、各種災害に対する備えや事前に知っておくべき情報が満載です。
 ぜひご活用ください。
※区役所1階1番窓口や4階71番窓口などで配布しています。青葉区ホームページでも見ることができます。

なしかちゃん「一家に一冊、まさに必携!これを読めば防災の知識はバッチリだよ。」

本気<4>
緊急情報をいち早くキャッチ

□「青葉区防災アプリ」をダウンロード!

□「青葉区防災情報専用ダイヤル」を電話帳に登録!
・NEW!青葉区防災情報専用ダイヤルを開設しました!
 地震や台風などの緊急情報や避難所の開設情報などを、音声案内でお知らせします。災害時に必要な情報をすぐに入手できます。
電話 050-3627-5800

なしかちゃん「番号を電話帳に登録しておけば、すぐに情報を確認できるから、いざという時も安心だね!」

本気<5>
家族と確認!避難所と連絡手段

□避難所までの経路を確認
 避難所までの道のりを実際に歩いて、危険箇所を把握しておくとよいでしょう。

□災害用伝言ダイヤル171の使い方をマスター
 災害の発生により、電話がつながりにくい状況になった場合に提供が開始される声の伝言板です。
 伝言を登録・確認することにより、離れた場所にいる家族や親戚などの安否を確認することができます。

なしかちゃん「毎月1日と15日に伝言の録音・再生の体験利用ができるから、一度試してみてね!」


☆在宅避難も検討を!
・災害時に自宅で安全を確保できる場合には、必ずしも避難所に行く必要はありません。新型コロナウイルス等の感染症の拡大を防ぐためにも、「本気1~5」の備えをしっかりと行い、できるだけ在宅避難に努めてください。
・避難所だけではなく、親戚や友人の家への避難も検討しておきましょう。
・災害が発生した場合、避難所では換気・手洗い・咳エチケットの徹底や生活スペースの確保など、感染症対策に努めていきます。

問合せ 庶務係 電話 978-2213 FAX 978-2410


○青葉区における大規模災害時医療体制

青葉区では大規模な災害に備えて、医療関係団体と災害時の医療体制づくりを進めています。
大規模な災害が発生すると、医療機関にたくさんの負傷者が集まり、非常に混乱することが予想されます。
限りある医療資源を必要な人に届けるには、より症状の重い人を優先的に「災害拠点病院」・「災害時協力病院」で受け入れる必要があるため、受診する医療機関を分けています。

災害発生時には多数の負傷者の治療を効率的に行うために、負傷者を重症度や緊急度などによって分類し、治療や搬送の優先順位を決めること(トリアージ)が必要になります。

症状:〈重傷者〉生命の危険性があるとき、または生命の危険が切迫しているとき
受診する医療機関等:〈災害拠点病院〉昭和大学藤が丘病院(藤が丘1-30)

症状:〈中等症者〉生命の危険はないが入院を要する程度のとき
受診する医療機関等:〈災害時協力病院(7病院)〉
横浜総合病院(鉄(くろがね)町2201-5)
市ケ尾病院(市ケ尾町23-1)
江田記念病院(あざみ野南1-1)
青葉さわい病院(元石川町4300)
横浜新都市脳神経外科病院(荏田町433)
たちばな台病院(たちばな台2-2-1)
緑協和病院(奈良町1802)

症状:〈軽症者〉生命の危険がなく、入院を要しないとき
受診する医療機関等:〈地域定点診療拠点(※)(12カ所)巡回診療→地域防災拠点〉
奈良小学校
田奈小学校
鴨志田緑小学校
みたけ台中学校
青葉台中学校
谷本中学校
荏田西小学校
あざみ野第二小学校
あざみ野中学校
嶮山(けんざん)小学校
元石川小学校
美しが丘小学校

症状:〈応急手当で対応可能な軽度の負傷者〉
受診する医療機関等:〈区民の自助・共助による応急手当〉


〇目印
赤色の旗…災害拠点病院
黄色の旗…災害時協力病院、地域定点診療拠点、一般の診療所
※一般の診療所は、被災から概ね3日目以降、診療可能となった段階で、「診療中」の旗を掲げ、診療します。

※地域定点診療拠点とは?
 区内で震度6弱以上の地震が観測された場合に、身近な場所で応急医療を迅速に実施するため、医療関係者(医師会、歯科医師会、薬剤師会等)が参集し、地域の人と協力して主に軽症者の診療を行う場所のことです。
区内12か所の地域防災拠点に併設され、体制が整った段階で他の地域防災拠点へ巡回診療を行います。

問合せ 事業企画担当 電話 978-2436 FAX 978-2419


○Yナース募集案内
 Yナースとは、大地震発生時に、あらかじめ登録された医師、薬剤師、市職員らと共に横浜市防災計画に基づく「医療救護隊」として活動する看護職のことです。活動内容は、区内の避難所等で主に軽症者に対する応急医療を行います。
 青葉区では、市内在住または在勤の保健師、助産師、看護師、准看護師の有資格者で発災時に地域定点診療拠点(区内12拠点)で負傷者の救護活動に従事していただける人を募集しています。
(ただし、病院勤務等で、災害時に、職場に参集することになっている人は原則除きます。)

登録方法
登録申込票を、登録を希望する区の福祉保健課に郵送またはご持参ください。登録申込票は、福祉保健課で配布しています。

◇Yナース登録推進研修を開催します
日時 10月25日(日)9時30分~13時(受付9時から)
会場 神奈川県総合医療会館(中区富士見町3-1)
対象・定員 市内在住・在勤の看護職 50人
申込み 行事名・氏名(ふりがな)・〒住所・電話番号を明記し、FAXかEメールで10月23日までに神奈川県看護協会 医療安全・災害医療対策課(電話 263-2932 FAX 263-2905 Eメール iryouanzen@kana-kango.or.jp)へ。

※新型コロナウイルス感染症の拡大防止の取組に伴い、中止・縮小する場合があります。実施状況は、事前に神奈川県看護協会医療安全・災害医療対策課にご確認ください。


○ペットの飼い主の皆さんへ 災害時のペット迷子対策を忘れずに!!
 災害時の混乱の中では、ペットと離ればなれになってしまうこともあります。
そんな時、ペットを見つけるための情報として、犬は「犬鑑札」、「狂犬病予防注射済票」が重要となります。登録制度のない猫については、首輪に迷子札がおすすめです。また、マイクロチップの装着も有効です。

犬鑑札 と 狂犬病予防注射済票
犬鑑札と狂犬病予防注射済票の装着は、災害の発生にかかわらず狂犬病予防法で飼い主の義務となっています。


マイクロチップ(直径2ミリメートル、長さ約8~12ミリメートル)
5桁の数字が記録されたチップを注射器のような器具で体内に埋め込み、専用のリーダーで読み取ります。
チップは、生体適合ガラスで覆われており、健康に影響を与えるものではありません。
脱落したり、消失したりすることがないので、万が一迷子になって保護されても、数字を読み取れば飼い主が分かります。
動物病院で、簡単に装着することができます。マイクロチップを装着する場合、補助があります。
「横浜市 マイクロチップ 補助金」で検索


日頃からの災害時対策

しつけ
・キャリーバッグやケージに慣らすようにしておきましょう。
・人や動物との接触に慣らしておきましょう。
・犬は無駄吠えをさせないようにしましょう。

健康管理
混合ワクチン、狂犬病予防接種(犬の場合)、ダニ・ノミの駆除などを日頃から行いましょう。

☆区役所3階62番窓口で「ペットのための防災手帳」を配布しています!

動物用の避難用具や備蓄品を確保
ペット用の救援物資はすぐには届かないので、最低5日分以上の備蓄品を用意しましょう。

備蓄品例
・ケージやキャリーケース 
・フード 
・水
・ペットシーツ(猫用トイレ砂)
・薬
・トイレットペーパー
・新聞紙
・ビニール袋
・食器
・ペット手帳や飼育記録など

預け先を確保
飼い主のもとで飼育をすることができなくなった場合などのため、一時的にペットを預けることができる、親戚、友人などをあらかじめ探しておくことも良いでしょう。


地域防災拠点でのペット受入れについてのルール作りなどを支援しています。
 区役所では、各地域防災拠点の実情に応じたルール作りや「災害時ペット対策」を取り入れた地域防災拠点訓練の支援を行っています。
「横浜市 災害時のペット対策」で検索

問合せ 環境衛生担当 電話 978-2465 FAX 978-2423



○災害・緊急情報や区政情報はスマートフォンアプリからキャッチ!

 青葉区では、スマートフォンアプリ(FMサルース無料公式アプリ)によって、災害・緊急情報や区政情報をお伝えしています。
緊急情報発信時は、アラーム音と文字によるプッシュ通知を行います。
 青葉区のコミュニティラジオ「FMサルース」を聴くアプリとしても利用することができます。

主な通知情報
<災害・緊急情報>
・避難情報
・地震情報(震度5強以上)
・土砂災害警戒情報
・大雨、洪水、大雪に関する警報など

<区政情報>
・イベント情報
・子育て情報
・食中毒・感染症情報 
・防犯情報
・エコ情報 
・健康づくり情報 など

アプリを無料でダウンロード
「FMサルース」で検索
「FMプラプラ」で検索
※アプリのダウンロード、ラジオ放送の聴取等にかかる、インターネットの使用料・通信料が別途必要です。

☆なしかちゃん人形をプレゼント! 9月末までにアプリをダウン
ロードしていただいた区民の皆さんに抽選でなしかちゃん人形をプレゼント♪(5人限定)

申込み 氏名(ふりがな)・郵便番号・住所・電話番号、件名「アプリ プレゼント企画」、キーワード(10月1日にアプリで通知)を明記し、Eメールで広報相談係
(Eメールアドレス ao-bosyu@city.yokohama.jp)へ。10月15日必着 抽選

※当選者のみ発送をもってご連絡します。
はずれた人にもなしかちゃんグッズが届くかも・・・♪

問合せ 広報相談係 電話 978-2221 FAX 978-2411