広報よこはま16ページ
2019(令和元)年6月号 / 横浜市版

6月23日~29日は男女共同参画週間です
家事をシェア(共有)して習慣に
~家族で話し合ってみましょう~

 本市は、横浜DeNAベイスターズの協力を得て、「男女共同参画社会」の実現に向けた啓発活動に取り組んでいます。家事・育児のあり方について、横浜DeNAベイスターズの選手と一緒に、考えてみませんか。

■「共働き世帯数の変化」と「家事・育児への市民意識」

◇共働き世帯は増えています
(平成30年版男女共同参画白書)

男性雇用者と無業の妻からなる世帯
昭和55年   :1,114万世帯
平成 8~10年頃:  921万世帯
平成28~29年頃:  641万世帯

雇用者の共働き世帯
昭和55年   :  614万世帯
平成 8~10年頃:  949万世帯
平成28~29年頃:1,188万世帯

◇「夫も家事・育児を分担すべき」
男女とも約7割
(平成29年度横浜市民意識調査)

男性
□そう思う:28.6%
□どちらかといえばそう思う:41.4%
□どちらともいえない:23.7%
□どちらかといえばそう思わない:3.2%
□そう思わない:2.2%
□無回答:0.9%

女性
□そう思う:38.4%
□どちらかといえばそう思う:37.0%
□どちらともいえない:19.2%
□どちらかといえばそう思わない:2.0%
□そう思わない:1.7%
□無回答:1.7% 

家庭での男性の活躍が期待されています!

「野球も家族も協力し合って、1つになることが大事だと思います。そうすれば、強い絆が生まれるはずです。まずは、自分のできることからはじめてみませんか。」(A.ラミレス監督)

■横浜DeNAベイスターズの選手に家庭での様子を聞いてみました

「遠征などで家を空けることが多いので、一緒に過ごせる家族の時間は大事にしています。食器洗いは率先して行っています。」(伊藤光(いとうひかる)選手)

「子どもの送り迎えや寝かしつけ、ごみ捨てや休日の掃除などを行っています。また、子どもと過ごす時間を大切にしたいので、食事は一緒に食べるようにしています。}(井納翔一(いのうしょういち)選手)

「家にいるときは、家事、育児を率先して行っています。特に子どもが生まれてから、より積極的に関わるようになりました。」(三嶋一輝(みしまかずき)選手)

■家事シェアのヒント集 (内閣府男女共同参画局「夫婦が本音で話せる魔法のシート」を参考に作成)

○2人でパラレル(同時並行)家事
 2人が同時に別の家事をこなす「パラレル(同時並行)家事」は、とても効率的です。一方が家事、もう一方がダラダラはなるべく避けましょう。

○言われる前にやる
 「わざわざ言わないとやってくれない」ことは、家事シェアをする際の代表的なストレスとも言われています。逆に言うと、率先して動くだけで信頼は急上昇します。

○意外なレスキューワード「子どもと遊びに行くね」
 「子どもの相手」と「家事」を同時に行うことは負担が大きいものです。この2つが分担されるだけで、ぐっと楽な気持ちになります。

○家事は「断捨離」
 家事を減らすことも大切なことです。第三者の手を借りたり有料サービスを受けたり、思い切ってその家事はやめる、という選択肢も考えられます。

問合せ 政策局男女共同参画推進課 電話045-671-2017 ファクス045-663-3431


【発行】市民局広報課 電話045-671-2332 ファクス045-661-2351 
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