明日をひらく都市(とし) YOKOHAMA 10 広報(こうほう)よこはま2024 もっと 子育(こそだ)てしやすいまち よこはま ~あんしんをさらに大きく~ 中学生 中学校全員給食(ぜんいんきゅうしょく) (2026年4月~) 小学生 夏休みのあいだの昼食(ちゅうしょく)を提供(ていきょう) 朝のあずかり (モデル校で行います) 赤ちゃんや小さい子ども にもつ軽(かる)がる保育園(ほいくえん) (紙おむつを持たずに行けます) 出産(しゅっさん) 出産(しゅっさん)の費用(ひよう)を助成(じょせい)  9万円上乗(うわの)せ 妊娠(にんしん) 妊婦健診(にんぷけんしん)を助成(じょせい) 5万円上乗(うわの)せ 新しいサポートの内容(ないよう)については2・3ページへ 小児医療費助成(しょうにいりょうひじょせい) 子どもの医療費(いりょうひ)を無料(むりょう)に 子育(こそだ)て応援(おうえん)アプリ「パマトコ」(子育(こそだ)ての手つづきがスマホでできます) 市長(しちょう)だより  横浜市(よこはまし)は、ほんとうに「子育(こそだ)てしたいまち」になれるように、子どもたちや子育(こそだ)て世代(せだい)の「ゆとり」につながる、新しいとりくみを始めています。  2023年8月、子どもの医療費(いりょうひ)が無料(むりょう)になりました。2024年4月からは、政令市(せいれいし)(=政令(せいれい)で指定(してい)された人口(じんこう)50万以上の都市(とし))で初(はじ)めて、出産費用(しゅっさんひよう)の助成(じょせい)がスタート。出産育児一時金(しゅっさんいくじいちじきん)50万円に、横浜(よこはま)だけの助成金(じょせいきん)最大(さいだい)9万円が加(くわ)わったので、公的(こうてき)病院での基礎的費用(きそてきひよう)が100%カバーされるようになりました。また、妊婦健診助成(にんぷけんしんじょせい)でも、新しく5万円の上乗(うわの)せが始まって、政令市(せいれいし)トップの助成額(じょせいがく)となります。  この10月にリリースする、市(し)が開発(かいはつ)したスマホアプリ「パマトコ」は、日本で初(はじ)めて、「手つづきのために役所(やくしょ)まで行くのが面倒(めんどう)」「子どもにぴったりな近くのイベント情報(じょうほう)がほしい」といった子育(こそだ)て世代(せだい)の声にこたえる、とても便利(べんり)なアプリです。  今年の夏休みには、とくにニーズの高かった夏休みのあいだの昼食提供(ちゅうしょくていきょう)をすべての放課後(ほうかご)キッズクラブ・放課後児童(ほうかごじどう)クラブで行って、たくさんの感謝(かんしゃ)の声(こえ)がとどきました。中学校での全員給食(ぜんいんきゅうしょく)は、2026年4月から開始(かいし)するために、しっかりと準備(じゅんび)がすすんでいます。  市内(しない)の保育園(ほいくえん)では、毎日の登園(とうえん)が楽(らく)になるように、紙おむつや食事用(しょくじよう)エプロンなどのサブスクサービス「にもつ軽(かる)がる保育園(ほいくえん)」の導入(どうにゅう)がすすんでいます。小学生の「朝のあずかり」もこれから広(ひろ)げていく予定(よてい)です。  子どもや子育(こそだ)て世代(せだい)にやさしいまちは、あらゆる世代(せだい)のみなさんが暮(く)らしやすいまち。横浜市(よこはまし)はこれからも、子どもたちが元気に育(そだ)っていくように、「子育(こそだ)てしやすさ」を感じてもらえるようなとりくみをしていきます。 横浜市長(よこはましちょう) 山中竹春(やまなか たけはる) 横浜(よこはま)でゆとりある子育(こそだ)てを ~おやこMore Smile Package~  家事(かじ)・育児(いくじ)・仕事(しごと)・・・と、子どもがいる家庭(かてい)はとてもいそがしいです。  だいじな子育(こそだ)ての時間にゆとりを持ってむきあってほしい。そんな思いで横浜市(よこはまし)では、妊娠中(にんしんちゅう)から子どもが学校に通(かよ)う時期(じき)まで、切れめのない子育(こそだ)て支援(しえん)をします。 手あついサポートで出産(しゅっさん)も安心! 政令市(せいれいし)トップ水準(すいじゅん) 妊婦健診(にんぷけんしん) プラス 助成(じょせい) 5万円 10月もうしこみ受付(うけつけ)スタート [QRキャプション] くわしいことはこちら  これまで妊婦健診(にんぷけんしん)のときに使える補助券(ほじょけん)14枚(まい)(金額(きんがく)にすると8万2,000円)がありました。それに加(くわ)えて、10月からは妊婦(にんぷ)1人につき現金(げんきん)5万円の助成(じょせい)が始まります。 【あてはまる人】2024年4月1日より後に妊婦健診(にんぷけんしん)を1回以上うけた市民(しみん) 【助成額(じょせいがく)】妊婦(にんぷ)1人あたり5万円 横浜市(よこはまし)だけ! 出産費用(しゅっさんひよう) プラス 助成(じょせい) 最大(さいだい) 9万円 10月もうしこみ受付(うけつけ)スタート [QRキャプション] くわしいことはこちら  出産育児一時金(しゅっさんいくじいちじきん)50万円のほかに、横浜市(よこはまし)が最大(さいだい)9万円の助成(じょせい)を始めます。 【あてはまる人】2024年4月1日より後に出産(しゅっさん)した健康保険(けんこうほけん)に入っている市民(しみん) 【助成額(じょせいがく)】生まれた子ども1人につき、最大(さいだい)9万円 ※健康保険組合(けんこうほけんくみあい)から出産育児一時金(しゅっさんいくじいちじきん)の付加給付(ふかきゅうふ)が出る場合(ばあい)には、9万円からその額(がく)を引(ひ)いて支給(しきゅう)します。 妊婦健診費用(にんぷけんしんひよう)・出産費用助成金(しゅっさんひようじょせいきん)のもうしこみは、 かんたん! べんり! 子育(こそだ)て応援(おうえん)アプリのパマトコYOKOHAMAから! 3ページをチェック きくところ 妊婦健診費用(にんぷけんしんひよう)について 横浜市妊婦健康診査費用助成金専用(よこはましにんぷけんこうしんさひよう じょせいきん せんよう)コールセンター TEL:0120-330-043(月~金よう 9:00~17:00〈土・日よう、祝日(しゅくじつ)・休日(きゅうじつ)、年末年始(ねんまつねんし)はお休み〉) 出産費用(しゅっさんひよう)について 横浜市出産費用助成金専用(よこはまし しゅっさんひよう じょせいきん せんよう)コールセンター TEL:0120-547-059(月~金よう 9:00~17:00〈土・日よう、祝日(しゅくじつ)・休日(きゅうじつ)、年末年始(ねんまつねんし)はお休み〉)   妊娠(にんしん)から子どもが学校に通う時期(じき)まで切れめなくサポート! 「小1の壁(かべ)」にもしっかり対応(たいおう)! 子育(こそだ)てについての手つづきが スマホでできる パマトコYOKOHAMA 10月アプリ版(ばん)リリース  妊娠(にんしん)したときから子育(こそだ)てに関係(かんけい)するいろいろな手つづきがスマホからできる「パマトコ」は、ウェブ版(ばん)につづいて、10月にアプリ版(ばん)をリリース。より使いやすくなります。 [QRキャプション] アクセスはこちら 区役所(くやくしょ)に手つづきに行かなくていい!  児童手当(じどうてあて)や小児医療証(しょうにいりょうしょう)のもうしこみなど、これまで区役所(くやくしょ)でしていた手つづきが、自分の家からスマホでできるようになりました。これから、もうしこめる手つづきがもっとふえます。 もうしこめる手つづき ●妊婦健診費用助成金(にんぷけんしんひようじょせいきん) ●出産応援金(しゅっさんおうえんきん) ●出産費用助成金(しゅっさんひようじょせいきん) ●児童手当(じどうてあて) ●児童扶養手当(じどうふようてあて) ●小児医療証(しょうにいりょうしょう) ●出生連絡票(しゅっせいれんらくひょう) ●産後母子(さんごぼし)ケア(訪問型(ほうもんがた)) ●子育(こそだ)て応援金(おうえんきん) ●保育(ほいく)・教育(きょういく)コンシェルジュ相談予約(そうだんよやく) ほしい情報(じょうほう)が自動(じどう)でとどく!  1か月あたり5,000件(けん)もあるたくさんの情報(じょうほう)の中から、 興味(きょうみ)・関心(かんしん)、子どもの年齢(ねんれい)や住んでいる区(く)にあわせて、家族で楽しめる横浜(よこはま)だけのイベントや親子教室(おやこきょうしつ)などのお知(し)らせがとどきます。 子育(こそだ)てに役立(やくだ)つ施設(しせつ)が検索(けんさく)できる!  保育園(ほいくえん)・幼稚園(ようちえん)、公園(こうえん)、子育(こそだ)て支援施設(しえんしせつ)、医療機関(いりょうきかん)などのほか、外出(がいしゅつ)したときのおむつ交換(こうかん)や授乳(じゅにゅう)・調乳(ちょうにゅう)できる場所(ばしょ)などが検索(けんさく)できます。 デジタル母子手帳(ぼしてちょう)で管理(かんり)できる!  おなかの赤ちゃんや子どもの成長記録(せいちょうきろく)、予防接種(よぼうせっしゅ)の記録(きろく)やスケジュール管理(かんり)がスマホでできるようになります。 小学生の夏休みにみんなで食べる昼食(ちゅうしょく)を!  いそがしい保護者(ほごしゃ)にとって、夏休みのお弁当(べんとう)づくりはたいへん。そんな負担(ふたん)を軽(かる)くするため、横浜市(よこはまし)ではすべての放課後(ほうかご)キッズクラブ・放課後児童(ほうかごじどう)クラブでみんなで食べる昼食(ちゅうしょく)を提供(ていきょう)しました。 利用者(りようしゃ)の声(こえ) スマホでどこでもかんたんに注文(ちゅうもん)できるので、とてもべんりでした 朝のいそがしい時間に30分くらいゆとりができてたすかりました 子どもたちの声(こえ) お友だちと同じお弁当(べんとう)を食べるのが楽しかった  ほかにも、朝早く小学生をあずかるモデルを行うなど、「小1の壁(かべ)」をなくすためにとりくんでいます。 きくところ 「パマトコ」について こども青少年局(せいしょうねんきょく)企画調整課(きかくちょうせいか) TEL:045-671-4281 FAX:045-663-8061 夏休みの昼食提供(ちゅうしょくていきょう)について こども青少年局(せいしょうねんきょく)放課後児童育成課(ほうかごじどういくせいか) TEL:045-671-4068 FAX:045-663-1926   制度(せいど)が改正(かいせい)され、児童手当(じどうてあて)・児童扶養手当(じどうふようてあて)が拡充(かくじゅう)されます 児童手当(じどうてあて) 最初の支給(しきゅう)は12月 新しくなる内容(ないよう) ●高校生(こうこうせい)の年代(ねんだい)まで支給期間(しきゅうきかん)が長くなる ●所得(しょとく)に関係(かんけい)なく支給(しきゅう)する ●第(だい)3子(し)から後の子どもへの加算額(かさんがく)が多くなる [QRキャプション] くわしいことはこちら  7月に認定請求書(にんていせいきゅうしょ)などを送りました。下の条件(じょうけん)にあてはまり、①まだ手つづきをしてない人②認定請求書(にんていせいきゅうしょ)などをうけとっていない人は、期限(きげん)までにもうしこんでください。 【もうしこみが必要(ひつよう)な人】 ●高校生(こうこうせい)の年代(ねんだい)の子がいる人  ●これまでの所得制限(しょとくせいげん)によって受給(じゅきゅう)していなかった人 ●2002年4月2日~2006年4月1日に生まれた子どもを入れて3人以上の子がいる人 ※くわしいことは、ウェブページを見てください。 【もうしこみのしめきり】最初の支給(しきゅう)にまにあうように、10月31日(木よう)までにもうしこんでください。 きくところ こども青少年局(せいしょうねんきょく)こども家庭課(かていか)児童手当担当(じどうてあてたんとう) TEL:045-641-8411(月~金よう 9:00~17:00〈土・日よう、祝日(しゅくじつ)・休日(きゅうじつ)・年末年始(ねんまつねんし)はお休み〉)FAX:045-641-8412 児童扶養手当(じどうふようてあて)(ひとり親家庭(おやかてい)などへの手当(てあて)) 11月分(ぶん)から拡充(かくじゅう) 新しくなる内容(ないよう) ●所得制限(しょとくせいげん)の限度額(げんどがく)を引(ひ)き上げ ●第(だい)3子(し)から後の子どもへの加算額(かさんがく)が多くなる [QRキャプション] くわしいことはこちら 【もうしこみが必要(ひつよう)な人】 ひとり親家庭(おやかてい)などにあてはまる人のうち ●新しく児童扶養手当(じどうふようてあて)をもうしこむ人 ●これまでの所得制限(しょとくせいげん)により、もうしこんでいなかった人 ※すでに児童扶養手当(じどうふようてあて)をもうしこんだ人は、またもうしこむ必要(ひつよう)はありません。 【もうしこみのしめきり】11月分(ぶん)からの支給(しきゅう)には、10月31日(木よう)までに住んでいる区(く)の区役所(くやくしょ)こども家庭支援課(かていしえんか)にもうしこむ必要(ひつよう)があります。 ※期限(きげん)をすぎてからもうしこむと、もうしこんだ月をさかのぼって認定(にんてい)をうけることができません。 きくところ こども青少年局(せいしょうねんきょく)こども家庭課(かていか)児童扶養手当担当(じどうふようてあてたんとう) TEL:045-680-1192(月~金よう 9:00~17:00〈土・日よう、祝日(しゅくじつ)・休日(きゅうじつ)・年末年始(ねんまつねんし)はお休み〉)FAX:045-641-8424 コロナワクチン定期接種(ていきせっしゅ)が始まります 接種券(せっしゅけん)はいりません  2023年度(ねんど)まで行われていた無料(むりょう)の特別臨時接種(とくべつりんじせっしゅ)は終わりになりました。2024年度(ねんど)からは高齢者(こうれいしゃ)などを対象(たいしょう)とした定期接種(ていきせっしゅ)になります。くわしいことはウェブページで見てください。 【期間(きかん)・回数(かいすう)】10月1日(火よう)~1月31日(金よう)で1回(かい)の接種(せっしゅ)です 【あてはまる人】①65歳(さい)以上の人②60~64歳(さい)で一定(いってい)の障害(しょうがい)がある人 【自分でしはらう金額(きんがく)】3,000円(市民税非課税世帯(しみんぜいひかぜいせたい)などの場合(ばあい)は免除(めんじょ)になります) 【場所(ばしょ)】市内(しない)の協力医療機関(きょうりょくいりょうきかん)  ※この事業(じぎょう)は補正予算案(ほせいよさんあん)の議決(ぎけつ)をしてから確定(かくてい)します。 ※ワクチンの接種(せっしゅ)は、してもしなくても自由(じゆう)です。ワクチンの効果(こうか)や副反応(ふくはんのう)については、ウェブページで見てください。 ※接種(せっしゅ)できる期間(きかん)や、予約(よやく)のしかたなどは、医療機関(いりょうきかん)によってちがいます。前もって必(かなら)ずかかりつけ医(い)などに相談(そうだん)してください。 [QRキャプション] くわしいことはこちら インフルエンザ予防接種(よぼうせっしゅ)も行います  コロナワクチンの対象(たいしょう)になっている人には、インフルエンザワクチンの接種(せっしゅ)も行っています。医師(いし)がとくに必要(ひつよう)とみとめた場合(ばあい)には、コロナワクチンとインフルエンザワクチンを同時(どうじ)に接種(せっしゅ)することができます。 【期間(きかん)】10月1日(火よう)~12月31日(火よう)で1回(かい)の接種(せっしゅ)です 【自分でしはらう金額(きんがく)】2,300円(市民税非課税世帯(しみんぜいひかぜいせたい)などの場合(ばあい)は免除(めんじょ)になります) [QRキャプション] くわしいことはこちら きくところ 横浜市予防接種(よこはまし よぼうせっしゅ)コールセンター TEL:045-330-8561(月~金よう 9:00~17:00〈土・日よう、祝日(しゅくじつ)・休日(きゅうじつ)・年末年始(ねんまつねんし)はお休み〉) FAX:045-664-7296 もうしこみ期限(きげん)は10月25日(金よう) 必着(ひっちゃく) 給付金(きゅうふきん)のもうしこみはすんでいますか? もうすぐしめきり! 定額減税補足給付金(ていがくげんぜいほそくきゅうふきん)(調整給付(ちょうせいきゅうふ))  国の定額減税(ていがくげんぜい)で減税(げんぜい)しきれないと見こまれる人への給付(きゅうふ) 電力(でんりょく)・ガス・食料品等(しょくりょうひんとう) 価格高騰緊急支援給付金(かかくこうとうきんきゅうしえんきゅうふきん)  2024年度(ねんど)新しく住民税非課税(じゅうみんぜいひかぜい)などになった世帯(せたい)への給付(きゅうふ)  あてはまる人には、7月終わりごろに上の封筒(ふうとう)で申請書(しんせいしょ)を送りました。振込先口座(ふりこみさきこうざ)などを記入(きにゅう)して必要(ひつよう)な書類(しょるい)といっしょに返送(へんそう)してください。  申請書(しんせいしょ)をなくした場合(ばあい)は、つぎのように再発行(さいはっこう)をたのんでください。 【調整給付金(ちょうせいきゅうふきん)】10月18日(金よう)までに専用(せんよう)ダイヤルで相談(そうだん)してください。 【緊急支援給付金(きんきゅうしえんきゅうふきん)】専用(せんよう)ダイヤルまたは区役所(くやくしょ)にあるサポート窓口(まどぐち)できいてください。 ※給付(きゅうふ)がうけられるはずなのに申請書(しんせいしょ)をうけとっていない人も、専用(せんよう)ダイヤルに連絡(れんらく)してください。 10月25日(金よう)までに必(かなら)ずとどくように送ってください。 [QRキャプション] くわしいことはこちら きくところ 専用(せんよう)ダイヤル TEL:0120-045-320(月~金よう 9:00~19:00〈土・日よう、祝日(しゅくじつ)・休日(きゅうじつ)はお休み〉)FAX:0120-303-464   よこはま彩(さい)発見 vol.22 海、港(みなと)、緑(みどり)、歴史(れきし)、地域(ちいき)、人々など、さまざまな魅力(みりょく)を持つ横浜(よこはま)。このまちの彩(いろど)りを「よこはま彩発見(さいはっけん)」として届(とど)けていきます。 10月14日は鉄道(てつどう)の日なので、今月は横浜市電保存館(よこはましでんほぞんかん)(磯子区(いそごく))からです。 [QRキャプション] もっとくわしい話(はなし)はこちら ウェブ版(ばん)では、抽選(ちゅうせん)で読者(どくしゃ)プレゼントがあります レトロな気分(きぶん)にひたれる横浜市電保存館(よこはましでんほぞんかん)~新しい模型(もけい)ジオラマ「ハマジオラマ」が誕生(たんじょう) 横浜市電保存館館長(よこはましでんほぞんかん かんちょう) 武藤 隆夫(むとう たかお)  横浜(よこはま)の路面電車(ろめんでんしゃ)の歴史(れきし)は、120年前に始まりました。1904年、横浜電気鉄道株式会社(よこはまでんきてつどうかぶしきがいしゃ)によって神奈川(かながわ)(現在(げんざい)の横浜駅(よこはまえき)のあたり)と大江橋(おおえばし)(現在(げんざい)の桜木町駅前(さくらぎちょうえきまえ))のあいだで開通(かいつう)しました。運賃(うんちん)は3銭(せん)(=むかしのお金の単位(たんい):100銭(せん)=1円)でした。つぎの年には日露戦争(にちろせんそう)の財源(ざいげん)とするために通行税(つうこうぜい)がかけられて4銭(せん)になりました。そのころは、うどんやそばの値段(ねだん)が2銭(せん)でした。やがて1921年、今からおよそ100年前に路面電車(ろめんでんしゃ)は市営(しえい)になり、現在(げんざい)、市電保存館(しでんほぞんかん)がある滝頭(たきがしら)に横浜市電気局(よこはましでんききょく)ができて、横浜市電(よこはましでん)が誕生(たんじょう)しました。  市電保存館(しでんほぞんかん)は、市電(しでん)が廃止(はいし)されたつぎの年の1973年に、磯子区滝頭(いそごく たきがしら)の市電車両工場(しでんしゃりょうこうじょう)の跡地(あとち)で開館(かいかん)して、2023年に開館(かいかん)50周年(しゅうねん)をむかえました。展示(てんじ)されている市電(しでん)の車内(しゃない)に入り、座席(ざせき)にすわると、たちまちむかしにタイムトリップ。どこかなつかしくてレトロな気分(きぶん)になります。また「横浜(よこはま)の発展(はってん)と交通(こうつう)」をテーマとした歴史展示(れきしてんじ)コーナーでは、地図(ちず)や写真、映像(えいぞう)や実物展示(じつぶつてんじ)で、横浜(よこはま)のあゆみを見ることができます。  そして、おすすめは2023年7月にオープンした模型(もけい)ジオラマ「ハマジオラマ」。横浜(よこはま)のまちをあらわす全長(ぜんちょう)9.5mのジオラマの上を電車やバスが走ります。映像(えいぞう)や照明(しょうめい)、音響(おんきょう)を使った運転(うんてん)ショーは子どもから大人まで楽しめます。横浜(よこはま)のむかしのことを知って、いろいろな発見(はっけん)ができる市電保存館(しでんほぞんかん)にぜひ来てください。 [画像キャプション] ▲3つの運転(うんてん)ショーが楽しめる「ハマジオラマ」 横浜市電保存館(よこはましでんほぞんかん) 入場料(にゅうじょうりょう)がいります 【交通(こうつう)】市営(しえい)バス「市電保存館前(しでんほぞんかんまえ)」でおりて歩いて1分。または「滝頭(たきがしら)」でおりて歩いて3分。 【お休み】水・木よう(祝日(しゅくじつ)にあたれば開館(かいかん))、年末年始(ねんまつねんし) きくところ 横浜市電保存館(よこはましでんほぞんかん) TEL:045-754-8505 FAX:045-754-8507 交通規制(こうつうきせい)のお知(し)らせ 10月27日(日よう) 横浜(よこはま)マラソン2024 [QRキャプション] くわしいことはこちら  大会(たいかい)の日には、みなとみらいの近くから山下(やました)・本牧(ほんもく)・磯子(いそご)・金沢(かなざわ)のいくつかの道路(どうろ)や、首都高速道路(しゅとこうそくどうろ)などが通行止(つうこうど)めになります。どうぞ協力(きょうりょく)してください。 きくところ 交通規制(こうつうきせい)について 交通規制(こうつうきせい)コールセンター TEL:045-330-3051 10月1日~18日(月~金よう〈土・日よう、祝日(しゅくじつ)はお休み〉)9:00~17:00/10月19日~26日(毎日)9:00~17:00/10月27日 4:00~16:00 大会(たいかい)について 横浜(よこはま)マラソン組織委員会(そしきいいんかい)事務局(じむきょく) TEL:045-651-0666 FAX:045-226-5037   みなとみらいのまち全体(ぜんたい)がフェス会場(かいじょう)に  大規模(だいきぼ)な音楽ライブを中心に、ダンス、スポーツ、アニメなどさまざまなエンターテインメントがまちにあふれ出すフェスティバル「Live!横浜(よこはま)」が初(はじ)めて開かれます。音楽施設(しせつ)がたくさん集(あつ)まる“音楽のまち横浜(よこはま)”で、市民(しみん)のみなさんといっしょにつくりあげるフェスティバル。ぜひ楽しんでください。 Live!横浜 YOKOHAMA ―2024― 日程(にってい) 11月9日(土よう)・10日(日よう)、16日(土よう)・17日(日よう) 会場(かいじょう) みなとみらい21地区(ちく)を中心(ちゅうしん)とした都心臨海部 (としんりんかいぶ)※デイタイム・ナイトタイムそれぞれにイベントあり 横浜(よこはま)にしかない景色(けしき)を楽しむ野外(やがい)ステージが登場(とうじょう)  大人気(だいにんき)の音楽イベント「PIA MUSIC COMPLEX 2024」と「Local Green Festival '24」が協力(きょうりょく)してつくる特別企画(とくべつきかく)。無料(むりょう)で楽しめるサテライトステージをJR桜木町駅前広場(さくらぎちょうえきまえひろば)やランドマークプラザなど、まちのなかで開きます!  大規模(だいきぼ)フェスのもり上がりを気軽(きがる)に味(あじ)わえます。 ※画像(がぞう)はイメージです。 市民(しみん)みんなが主役(しゅやく)になれる ~だれでも参加(さんか)できる・楽しめるコンテンツがいっぱい~  グランモール公園(こうえん)、運河(うんが)パークなどにつくる「まちなかステージ」で、プロによるライブパフォーマンスや、市民(しみん)のみなさんや子どもたちが出演(しゅつえん)するステージ、親子(おやこ)で楽しめるアニメやワークショップなど、さまざまなコンテンツを行います。 アーバンスポーツの迫力(はくりょく)あるパフォーマンスが体感(たいかん)できる  パリ2024大会(たいかい)でも話題(わだい)になったBMXやブレイキンなどのアーバンスポーツがくりひろげられる「YOKOHAMA URBAN SPORTS FESTIVAL '24」もあります。  世界で活躍(かつやく)するトップアスリートなどによるパフォーマンスのほか、子どもむけのアーバンスポーツ体験(たいけん)もあります。 [写真キャプション] Local Green Festival ’19 [写真キャプション] photo by Jason Halayko きくところ 横浜(よこはま)アーツフェスティバル実行委員会(じっこういいんかい) TEL:045-663-1365 広報(こうほう)よこはま11月号(がつごう)でもお知(し)らせします [QRキャプション] 「Live!横浜(よこはま)」について、くわしいことはこちら